ちゃんと呼吸できていますか
今の自分の呼吸の状態を確認してみて下さい。
★1分間の呼吸の回数を数える
大人の通常の呼吸は、1分間に10回~20回。
20回以上は多すぎると言われています。10回以下が理想。
★肋骨の形をお風呂で確認
肋骨が前に飛び出している、左右に広がっているのは、普段息を吸い過ぎている可能性があります。
★口が開いたままになっていないか
朝起床して、口の中がカラカラなのは、就寝中も口呼吸をしているからかも。
日中の呼吸から鼻呼吸を意識してみてください。
毎日続ける事で呼吸の仕方も改善
横隔膜を上下に動かすことが大切
まずはしっかりと長く息を吐くことからしていきましょう。
6~8秒かけて、鼻をすぼめて口を使ってゆっくりと息を吐き、3秒止めてから息を吸います。
吐くときも、吸う時も、お腹と胸が同時に同じように動くことがポイントです。
NGなやり方
・胸とお腹に段差ができる
・胸だけお腹だけが膨らんだり、しぼんだりする
・背中が反って床から浮いてる
副交感神経が優位になると眠りやすくなる
呼吸は自律神経との関わりが知られています。
呼吸数が多く心拍数が規則正しいと、交感神経が優位になり活動が高まります。
逆に、心身をリラックスさせるには、副交感神経を優位にする必要があります。
呼吸が少なく肺や横隔膜がゆっくり動いてる、心拍に揺らぎがある状態がこれに当たります。
寝る前に上記のような呼吸をすることで、寝やすくなり睡眠の質の改善に繋がります。
緊張しているときやイライラしている時も呼吸を整えることが大切です。
何気ない毎日の呼吸が持つ、幅広い可能性は多くあります。