生活習慣病への対策効果「アディポネクチン」

現代人にとって怖い生活習慣病。40代に入ると男女ともリスクが増えてきます。
この生活習慣病と言われるメタボや糖尿病、動脈硬化、高血圧、さらにはガンなどへの対策効果が見込めるホルモンが発見されました!

♦現代人の救世主「アディポネクチン」とは?

アディポとは「脂肪」のことで、ネクチンとは「接着」と言う意味を表すそうです。
飢餓の時代の多かった人類にとって、飢えや寒さなどから身を守るためにの欠かせない脂肪細胞から分泌される善玉ホルモン、それがアディポネクチンなのです。

♦アディポネクチンの働きは血管のメンテナンス

生活習慣病では、血管や傷に付着したコレステロールなどが原因となり、動脈硬化や高血圧が発症しやすくなります。
血管が破れてしまうと脳出血、くも膜下出血の恐れもあります。

しかし、アディポネクチンは日々の様々な物質によって傷を受けている全身の血管に密着して、血管内の傷を修復する事によって、動脈硬化や高血圧、脳出血、くも膜下出血などを未然に防いでくれます。
さらには、血圧を下げる効果も期待できるのです。

♦研究でこれまでに報告されているアディポネクチンの働き

血管の修復・・・・脳卒中、心筋梗塞の予防、改善。

糖を利用する・・・糖尿病の予防、改善。

脂肪を燃焼させる・・・メタボの予防、改善、高脂血症

血管を拡張させる・・高血圧の予防、改善

抗ガン予防

老化防止

ヒアルロン酸の分泌を促進

◆アディポネクチンを増やしてくれる食材とは?

アディポネクチンを適切に出し、血糖値を上げない為にいい食材を下記にご紹介します。

リンゴ・・・長生きする遺伝子を活性化させる働き、アンチエイジング効果。

キウイフルーツ・・・食物繊維、消化吸収を助けて胃腸への負担を和らげてくれ、たんぱく質酵素多く含む。

トマト・・・抗酸化作用、生活習慣病、ガン予防、アンチエイジング効果

ニンジン・・・アディポネクチンを増やす効果のある食物繊維を多くむ。ジュースに使う時は皮のまま使用がオススメです。朝食の代わりにフレッシュジュースにするのも、いいですね!

・オクラ・・・ネバネバ成分が血液中のコレステロールを減らして血圧を下げます。

・ショウガ・・・殺菌作用、抗酸化作用、身体を温め血行を促進、脂肪燃焼を高めます。

・豆乳・・・大豆たんぱく質の成分が多く、アデェポネクチンを効果的に増加、心筋梗塞等の予防する効果も期待できます。

アディポネクチン量を増やすことはダイレクトに健康維持に繋がります。

難しい事をせずとも、日々の食生活、少しの運動習慣で予防が可能です!