ホルモンを味方につけて健康的に痩せる!

1月5月が最も太る時期

ちょっと食べ過ぎた体重が、戻りにくくなったと感じることはありませんか。

12月~5月は1年の中でも最も体重が増加する時期です。

クリスマス、忘年会、おせち、新年会……と、年末年始は食生活がいつもと変わりそのうえ、仕事はお休みで運動量も少なく体重は増加するばかり…。

少し体重を気にしだしても、5月の大型連休でまた食べ過ぎてしまいがちに。

年に1回の楽しい行事であれば、思う存分楽しんでしまっても良いのではないか、とも思いますが楽しんだ分しっかり体重管理を自ら意識することが重要です。

食欲を抑えるホルモンの働き

脂肪が溜まるのは食べた物のカロリーが、体の消費エネルギーより多いからです。

脳が食欲や代謝を調整する上では、ホルモンが伝える情報が大きなカギとなります。

【痩せるホルモン】の代表は脂肪組織から出るレプチン。

食べて体にエネルギーが溜まるともう十分と脳に伝えて食欲を抑える効果があります。

また興奮した時に出るアドレナリンは代謝をあげるので痩せホルモンと言えます。

一方で【太るホルモン】の代表は糖を摂取した時に出るインスリンや※GPI。

※GPI…私たちの体にあるホルモンで血糖値を下げる働きがある

血糖値を下げるために血中から体内への糖の取り込みを促し使いきれなかった糖は脂肪となって溜め込まれます。

断食などでエネルギーが不足すると、その情報を伝えて食欲を高めるような【太るホルモン】もあります。

さまざまなホルモンが正しく働くことで体が一定に保たれているのですが、太っているとホルモンの働きがわるいことがわかっています。

例えば【痩せるホルモン】のレプチンは脂肪組織からたくさん出ていてもキャッチする感度が低くなり、食欲を抑えれません。

しかし適正な体重になれば、ホルモンの効きもよくなります。

週0.5㎏のゆっくりしたペースで少しずつ体重を減らすことが、リバウンドせず、太りにくい体質になる近道です。

痩せるホルモンが出る食べ方4つの裏技

⑴ 量より質 何を食べるか見直す

⑵ 食べる順番を気にする

⑶ ゆっくり食べる

⑷ 食べていない時間を長くする

5月に旅行や、すでに予定がある方、思いっきり楽しむためにも今のうちからお食事を意識してみたください。

毎日の生活で、ほんの少し意識するだけで太りにくい体づくりは可能です。

無理なく出来る方法を続けることで健康的に痩せることを目指しましょう。