強い味方の食品ベスト4
腸の健康を保ち、強い味方になるベスト4をご紹介します。
①発酵食品・・・ヨーグルト、納豆
②水溶性植物繊維・・・ゴボウ、海藻
③オリゴ糖・・・バナナ、玉ねぎ
④EDP(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)・・・サバ、イワシ、サンマなどの青魚
この四大食品も含めた、さまざまな種類の食材をしっかりとりましょう。
元気な腸の状態とはどんな状態?
私たちが活動するエネルギーや体をつくる材料は、食事から摂った栄養素なので、消化・吸収がきちんと行われて栄養が満たされていなければ、健やかな状態とはいえません。
元気な腸の条件は栄養をしっかりと吸収でき、腸内細菌の数が多いことです。
食品の数が増えた分だけ、それをエサにする腸内細菌の栄養が増えて、活発に働くようになるのです。
例えば、コンビニで昼食を買ったときでも、パンやおにぎりだけではなく、ブロッコリーやワカメが入った野菜のサラダを買い足したり、水溶性食物繊維などの品目を増やす工夫が健康の秘訣です。
原因がわからないお腹の不調が起きる
食生活を改善したのにも関わらずお腹の具合が良くならない人や、意識が高い方に限って「毎食、必ずヨーグルトを食べる」という方も多いと思います。
しかしひとによっては整腸食が、お腹の調子を崩すこともあります。
原因の一つとして考えられるのはFODMAP。(フォドマップ)
発酵性の4種類の糖質の総称で、ヨーグルトや納豆もこれを含んでいます。
例えば納豆を食べると調子が悪くなる人は、「ガラクトオリゴ糖」が体にあっていない可能性があります。
また日本人の75%は乳糖不耐症と言われ、ヨーグルトが合わないという人は結構な割合いると言われています。
食べ物との相性は個人差があるので、何を食べたら便の状態がどうなったか、食事日記をつけてみるのもいいかもしれません。
テストや発表会の前にお腹が痛くなったり、旅行先で便秘になったりした経験がある方は、過敏性腸症候群という疑いもあります。
また大腸と小腸の境にある弁に不具合が生じたり、ストレスや感染症が影響したりして、小腸内からの菌が増加してしまうSIBO(シーボ)と言う病気も存在します。
増え過ぎしまった腸内細菌によって大量のガスが発生し、お腹が張ってしまうのが特徴です。
腸の環境を整えることはダイエットにも!
腸の環境を整える方法として薬の服用や食事の改善が一般的ですが、腸内の掃除をする時間の確保も大切です。
間食もしないことも一つの方法です。
また心身のリラックスのために1日1回は日光を浴びたり、森林を歩いたりするなど自然の力を感じてみる事もおすすめします。