歯を、くいしばってはいけない!!
体育会系などでよく聞く言葉に『歯を食いしばって頑張れ!』という表現がありますが実は、これはやってはいけないことです。
一流のスポーツ選手はたいていの人が歯を食いしばるようなことはしていないのです。
歯を食いしばっても、いい結果は生まれません。。。身体の力抜いて、リラックスした状態で集中力を発揮する事で良い成績を収めているのです。
歯の食いしばりは、かなり身体に負担をかけます。
歯ぎしりも同様に身体にいい結果を及ぼすことはありません。
実は,ほうれい線の原因にもなるのです!!
20代・30代の方で、すでにほうれい線が気になる方、エラが張ってみえると感じる方は、歯をくいしばったり、歯ぎしりをする事による美容面に及ぼす悪影響だと考えれられます。
《食いしばりの悪影響》
①関節に負担がかかり顎関節症の恐れ
②歯に知らない間にヒビが入り、虫歯や歯周病の原因になる
③部分的に強い圧がかかり、知覚過敏になる
④歯並びが悪くなる
⑤噛み合わせが悪くなり、ほうれい線が目立つ
⑥エラが張って見える
⑦筋肉の緊張で肩こり・頭痛・目の痛みが起こる
食いしばりや、歯ぎしりを解消するには、何と言っても緊張をといてリラックスすることが一番です。
そうは言っても、食いしばりは無意識にしてしまっていることが多いでしょう。
歯ぎしりは家族の方などに指摘してもらわないと、知らないままの場合もあります。
下記にセルチェックを載せています。あてはまる場合は、ナイトガードと呼ばれている専用のマウスピースなどの装着を考えてもいいと思います。市販品もありますし、歯医者さんでも作ってくれます。
一日の中で上下の歯が接触しているのは約15~20分とも言われています。私たちは、普段、唇は閉じていても、歯は接触していないのが普通なのです。
食いしばりに自覚がない人、また、食いしばりとは関係ないという人も、日常生活でふと気付いた時などにチェックしてみることも大切です。
《セルフチェックをしてみましょう》
・起床時に口の周囲がこわばる、あごが疲れる、だるい
・パソコンの操作中や運転中など集中してるときに、無意識に歯をかみしめている
・頬の内側に噛んだあとや、舌に歯形がついている
・常に肩こりがひどい
・頭痛がひんぱんに起こる
・耳の下からあごにかけて、こりやすい
・冷たいものを口に入れるとしみる
・歯にヒビが入っている、もしくは擦れて欠けたような歯がある
・口を閉じた状態で、口の中で上下の奥歯がくっつく
どれか一つでも当てはまれば、寝ている間に歯ぎしりなどをしている可能性がありますよ!!