毛穴が気になるならクレンジングと洗顔を見直しましょう

お肌の乾燥が気になるこの時期、より一層毛穴が目立つ気がしませんか?

頻繫に毛穴のケアしすぎたり、隠そうとファンデーションをしっかり重ねて毛穴に埋め込んでは、余計に凸凹したり、時間が経つと開いた毛穴から油分が浮いて、テカってしまっていたりしますよね。

「毛穴が黒ずんでいる気がする」

「イチゴのようにぷつぷつになっている」

「触るとザラザラしている」

「毛穴が開いているのがわかる」

こいったお肌状態のとき、クレンジングや洗顔をゴシゴシ行ってはいませんか?

その方法、見直しましょう。

 

●毛穴が目立つ原因

【皮脂詰まり】

白っぽく毛穴に詰まっているのは「角栓」です。

角栓の約70%はタンパク質です。

この角栓(皮脂詰まり)が空気に触れて酸化していくことで毛穴が黒く目立ちます。

例えると、排水官の中にこびりついてしまったヘドロのようなとても頑固なものです。

タンパク質の塊は、普通の洗顔料ではとれにくいので、タンパク質を分解する力のある酵素洗顔がオススメです。

泥の力や炭酸で汚れを吸着してくれるものもあり、肌にも負担ががかからずに汚れを落とすことが可能です。

ピーリングもよいです。

ゴシゴシクレンジング・洗顔の方法だと、しっかり洗っているつもりでも汚れは落ちていません。

あと、鼻の毛穴に張り付けてはがすタイプのパックをこまめにするのは×。

乾燥や肌荒れの原因になりますし、よけいに目立つようになります。

【たるみ】

丸い毛穴が、加齢や紫外線の影響で老化してたるみ、楕円形になり頬を中心に毛穴が目立つようになります。

たるみはとにかく「保湿」が大事です。

また、予防には紫外線対策と活性酸素対策が必要です。

30代~40代がたるみの気になる年代なので、20代の頃を同じアイテムや方法でケアしていては負担が大。

落としやすい・落ちやすいクレンジング剤(合成界面活性剤)はお肌が自ら持っている潤い因子まで洗い流します。

クレンジングや洗顔の見直しに加えて、化粧水や美容液でのお手入れは必須です!

保湿成分に加えて、お肌のハリ・弾力を復活保つマッサージやパックなどのスペシャルケアも積極的に取り入れていきたいですね。

●ビタミンC誘導体とは?

ビタミンCと聞くと、塗っても食べても綺麗になれそうなイメージですよね。

でも天然のビタミンCだと、もろくて熱に弱かったり、皮膚に浸透しにくかったり不安定なんです。

それを人工的に安定させて、皮膚に浸透しやすくしたものを「ビタミンC誘導体」といいます。

【毛穴の開き】

皮脂分泌が多い肌でよく見られます。

皮脂が毛穴の周りの皮膚を溶かすように毛穴が大きくなり、目立ちます。

このお肌の対策は、皮脂をしっかりと洗い流す事。

だからといって、1日に何度も洗顔をする必要はありません。

とにかくクレンジング・洗顔アイテムの見直しから、お手入れの仕方まで基本をきちんとしていきましょう。

●毛穴を引き締める

毛穴の汚れを取り除いたら「必ず」毛穴を引き締めることが大切です。

引き締めに重要なのは保水です。

化粧水や引き締め効果のある美容液を活用して、汚れをため込まない毛穴環境を作ります。

選ぶ一つの基準としては、「ビタミンC誘導体」が配合された化粧水、美容液があります。

他のアイテムとしてはシートマスク、トーニングローション(収れん化粧水)などです。

トーニングローションは保水より引き締めを重視した化粧水です。

夏場のスキンケアにもいいですね。

こういったアイテムでたっぷりと保湿したうえで乳液やクリームを塗りましょう。

潤いのヴェールで膜をする事は水分の蒸発を防ぐので必ずやって下さい。

人によっては、油分の高すぎるのをつけすぎると、余計に毛穴を詰まらせる場合もあるのでベタベタにしないように注意です。

 

一度開いてしまった毛穴は形状記憶をしてしまい数日で改善するのは難しいです。

最低でも一カ月~半年くらいと考えた方がいいと思います。

効果を急いで、刺激を与えすぎるお手入れも逆効果になってしまいますので、気長にお家でできる日々のケアをしていきましょう!

自分の肌質にあう効果的なケアを行うことで、毛穴はきちんと正常な大きさにも戻り、目立ちにくく改善されていきますよ。