気づかないうちに「フレイル現象」に

動かない生活に注意

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために政府が掲げる「新しい生活様式」によって、心身の活力が低下することが心配されています。

感染していなくても、健康に影響を及ぼす「二次被害」が増えかねません。

ウイルスに負けない身体をつくり、健康を維持できるためにも注意したいのが『動かない生活』です。

家に閉じこもり、1日中テレビを見て過ごしたり誰とも喋らないでいたり、そんな動かない生活が続いてしまうと、歩くことや、日常生活の身の回りのことがしづらくなってきます。

そのままにしていると特に、高齢者の方や、持病がある方は歩く事が難しくなったり、疲れやすくなったり。

より『動きにくく』なってしまいます。

動かない事で、ますます『動けなくなる』悪循環を引き起こします。

気づかないうちに心身にさまざまなトラブルが起こっているのです。

『動かない生活を』続けていると徐々に起こる身体の機能低下

⚠︎歩いたり、立ち座りがしづらくなる

⚠︎日常生活の動作(食事や、着替え、排泄)の困難

⚠︎体力の衰え

⚠︎人と会わない為、会話する機会も減るので口の機能低下

(🔴顔の筋肉の衰えにより、顔のたるみが気になる女性も急増しています)

 

栄養不足にも要注意

高齢者になると食事の量も減少しがちですが、さらに食欲が低下するので低栄養の状態にもつながります。

低栄養になると、骨を形成するカルシウムや、マグネシウムの不足、カルシウムの吸収に必要なビタミンDも不足します。

そこへ運動不足も加わる為、骨がもろく骨折しやすい骨粗しょう症も引き起こしてしまいます。

高齢者の方の栄養補給にも最適!

🔻美味しく栄養満点 『スラリー』の記事
是非読んでみてください。

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気づかないうちに『フレイル』現象に

自粛生活による『動かない生活』が長引くと自分で気づかないうちに『フレイル』の状態になる可能性があります。

フレイルとは運動機能や認知機能などが低下し、心身が虚弱になる状態を言います。

フレイルになると身体の機能低下が顕著になります。

 

 

 

⚠︎風邪を引きやすくなる

⚠︎風邪の症状を悪化させ肺炎を引き起こす

⚠︎転倒や、骨折をしやすい

⚠︎入院を必要な病気をする可能性が高くなる

⚠︎入院からの寝たきりになる事も

つまり『動かない生活』から『フレイル』へ進むことで健康で過ごせる時間が短くなり、自分の人生を自分らしく過ごせることができなくなってしまうのです。

上記でもお伝えしましたが特に高齢者、持病がある方は『動かない生活』になりやすい為、予防対策を参考に心がけていきましょう。

予防ポイント

♦️できるだけ生活の中で動き回るようにしましょう

掃除やゴミ出し、買い物などは面倒と思わず、体を動かすチャンスです!

♦️室内で簡単な体操をしましょう。

ラジオ体操をしたりTVのCM中に足踏みやスクワットを!

一度にたくさんするより少しの運動を毎日継続して1日に何回かするほうが良い運動の継続につながります。

♦️日光浴をする

丈夫な骨を作る為に不可欠なのが『ビタミンD』です。

日光を浴びると体内でビタミンDが作られます。

お天気が良い日は、気分転換も兼ねて、できれば人混みの少ない場所を散歩してみてください。

♦️1日3食のうち2回以上は主食、主菜、副菜を組み合わせバランス良い食事を心がけましょう!

タンパク質が不足すると筋力が低下するだけでなく、免疫機能や体の抵抗力が落ちます。

【肉/卵鮭/焼きちくわ/豆腐/牛乳/チーズ/ヨーグルト/プロテイン】

タンパク質を含む食品を積極的に摂取しましょう。

♦️お口の力の衰えを防ぐ為、会話を増やす

食べ物を噛んだり、話しをしたりする口の力が衰えないよう電話で会話するなど意識して会話を増やしましょう。

♦️歯磨きを、徹底する!

お口の中を清潔に保つ事は感染予防に効果的です。歯磨きを徹底しましょう。

♦️家族、友人たちとの支えを大切に

こんな時だからこそ、お互いに支え合う事が大切です。

感染症予防に関する正しい情報知識などを共有することで漠然とした不安の解消にも繋がります。

事前に話し合っておくことも大切です。