花粉の季節になってきましたね。
この季節は花粉症に人にとっては、厄介な時期。
数十年前には、こんなに花粉症になやまされる人は多くなかったはず。
では何故いま、こんなにもアレルギーの人が多くなっているのでしょうか?
自然治癒力の低下
◆腸内環境の悪化
一つには免疫の60%をつかさどる、腸内環境の変化。
食生活も大きく変わり、繊維質が減りアレルゲンとなるタンパク質が増えています。
また様々なシチュエーションで処方される「抗生物質」。
いい悪いにかかわらず菌を殺してしまう薬です。
これが腸内細菌も殺してしまいます。
◆血流が悪い
アレルギーのモト(花粉)が体に侵入すると、体はそれを攻撃し体外に排出する働きがあります。
このアレルギーのモトは入るたび、通常は血流に乗って外へ流され排出されます。
しかし、血流が悪いため蓄積されてしまい「アレルギー反応」となってしまうのです。
この血流を良くするという効果が「激」には期待できます。
実際花粉の季節になると、激をしかっり飲んでいると、症状が抑えらているというお声を頂きます。
◆現代の超潔癖スタイル
免疫調節細胞にヘルパーT細胞というリンパ球があります。
これはTh1細胞とTh2細胞とに分けられます。
この二つが天秤のはかりの様にお互いに干渉しあっています。
Th1細胞は微生物やウイルスなど。
Th2細胞はハウスダストやダニ、花粉など。
現代の超潔癖スタイルの生活により、微生物との接触や感染症にかかる事が減ってきました。
小さい時からあまり清潔にしすぎず、ある程度は汚れても気にしないようにすることです。
乳幼児期に様々な感染症にかかる事が、正常な免疫機能の発達を助け、結果としてアレルギーリスクが低下すると考えられています。
「激」がアレルギー、アトピーに効果を発揮する理由
◆自律神経の働きとは?
自律神経には簡単に言ってしまえば「活動する、交感神経」と「ゆったりする副交感神経」があります。
両方が、健康的な生活をおくる鍵となっています。
緊張・興奮すると高まる交感神経は起床とともに上がりはじめ、活動がピークの昼間を境に夕方に下がりはじめます。
逆にリラックス時に高まる副交感神経は、昼頃から上がりはじめ、夜中がピークになり朝に向かって下がって行きます。
このバランスはどちらか一方が強く出てもダメですし、バランスが良くてもその力が弱くてはダメです。
◆ストレスがどれほど影響するか
今はストレス社会といわれているので、「交感神経」が優位の方が多くなっているのでしょう。
遅くまで仕事、遅い食事、なかなか寝付けない、寝ても疲れが抜けない・・・。
こんな状態ではリラックスの「副交感神経」も正常に働けていません。
「交感神経」が優位の時は、血流量はガクッと落ちることがわかっています。
血管は、交感神経が高まると収縮し、副交感神経が高まると弛緩します。
ストレスは自律神経のバランスを崩し、血流を滞らせてしまいます。
腸の働きは血管と逆なので、「交感神経」が高まると弛緩します。
という事は、ストレスがかかると腸は弛緩したままの状態が続き、食べ物を押し流すだけで栄養の吸収が難しくなるのです。
◆アトピーの人の自律神経
アトピー性皮膚炎の場合、自律神経のバランスは一般的に「副交感神経優位」と言われています。
だだ、パワーは弱いですし、しくみは複雑です。
かゆくなる時は「交感神経が優位」の時。
「副交感神経」が安定して高い状態を保てると、かゆみは減るはずです。
春先は気温の変化が「寒い」⇒「暖かい」に変化する時なので、秋口と比べると自律神経の変動が多きく変わります。
1年の中で一番調子が悪くなるのが春先という人は多いのではないでしょうか。
「激」は自律神経の働きを高め、バランスを是正し、副交感神経の活性化をしてくれるので、アレルギーやアトピーの健康増進におすすめです。